脳科学メルマガセミナー第2回【命がかかっていても変われない!】

2017年02月14日

心理コーディネーター
やましたてつ先生 より

こんにちは。
心理コーディネーターの
やましたてつ です。

今回は、ポータルズ脳科学メルマガセミナー
全5回シリーズの第2回目です。

命がかかっていても変われない!

「人はどうやったら変化するか?」

この哲学的な課題に、
明快な理論と実践を通して 
答を出したのが、ハーバード大学の
ロバート・キーガン教授らの研究グループでした。

キーガン博士は、
心臓病患者に対する喫煙調査結果に疑問を持ちました。
(キーガン先生ご本人より直接伺ったお話です)

調査対象は、
心臓病患者の方で、
しかも喫煙者です。

喫煙は心臓疾患に致命的なダメージを与えますから
医師は当然タバコをやめるように言います。

そして、ほとんどの場合、患者さんも

「やめよう!」

と決意して、いったんはタバコをやめるそうです。

だって、命に関わりますからね(>_<)。

ところが、です。
実際にタバコをやめることができた割合は…

たったの15%でした。

死という、人間にとって、もっとも
避けたい状況においても、
人は、そう簡単に変化できない。

「何かそこには心のカラクリがあるはずだ!」

これが、
博士の研究のスタートでした。

変化を妨げるしくみは、風邪といっしょ?

われわれ人間は、
たとえば風邪のウイルスのように

外界からの異物に対して、
<免疫機能>が働いて、

身体をこれまでと同じように保とうとします。
つまり「変化」しないような仕組みが働きます。

キーガン博士は、
この身体の免疫反応と同じようなことが、
心や行動の変化に対しても働いている、

と仮説を立てました。

「タバコをやめる」や「ダイエットする」
あるいは「売り上げを上げるために〇〇する」
といった新しい行動に対して、

その変化をブロックするような

<心の免疫機能>

が働くというわけです。
そして、研究の末、ついに、

「人の変化の仕組み」を解き明かし、
「どうすれば人は変化できるのか」を示しました。

次回は、
「人の変化の仕組み」についてお伝えします。

<全5回!他の記事もぜひご覧ください>

脳科学メルマガセミナー第1回【いつものパターンにからくりあり】
脳科学メルマガセミナー第2回【命がかかっていても変われない!】
脳科学メルマガセミナー第3回【人は別の目標を持っている?!】
脳科学メルマガセミナー第4回【別の目標を手放す?】
脳科学メルマガセミナー第5回【無意識のつよ~い考えを弱めるには】

宮内シャチョウの編集後記

みなさん、こんにちは!
ポータルズ宮内です。
昨日から東京出張に出ています!

心の「免疫機能」興味深いですよね~

風邪やインフルエンザは免疫力が効いて欲しいですけど
こうしよう!と思った心にブレーキはかけたくないですね。

わたしが長年、様々な治療院に出向き
皆さんの「ここが上手くいったら経営が上手くいくのに!」
と感じるのが自費治療トークです。

トークが苦手な院長先生は、是非、3月5日
ポータルズへお越しくださいね!

3月5日 10:00~16:00
会場 : 株式会社ポータルズ オフィス
    兵庫県神戸市須磨区北落合2丁目11-39 水上ビル3F

費用 : 参加費お一人様
    おすすめプラン(月額10,000円)会員様 10,000円
    それ以外の方 ¥15,000
    (3名以上でお申込の場合、受講費用は応相談)…

申込方法 : メールまたはお電話でお申し込みください
     【電話】078-792-8860
     【メール】support@portals.co.jp
      ご希望のセミナーと参加される人数を
      お知らせください。

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