“信じない”の壁

2019年12月3日

こんにちは!滝花です。

突然ですが、私には大親友が一人います。
が、この子はいわゆる酒癖というものが
少々変わっておりまして…

「今日は大丈夫な気がする♪」

そう言っていたのに気づけば深夜1時、
うすら寒い玄関で、私の靴に向かって
仕事の悩みを打ち明けておりました。

「もうこの子が言うことは信じない」

毎~~回そう思いつつ、
今年でもう16年来になります。

さて!先日書かせていただいた
「読まない」「信じない」「行動しない」
この3つの成約における障壁のうち、今回は
そんな「信じない」についてのお話です。

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【P.120 異論に先回りする】
信じない=不信感、ということです。

対面であれば何か気になることがあっても
その都度質問することができます。

しかし、それができないWebサイト上では、
お客様の抱く不信・不安・疑問を予測し、
先回りして解決することが望ましくなります。

そうすることで安心感や誠実さを感じて
もらいやすくなるからです。

例1)
院:「多くのお客様に喜んでいただきました!」
客:(本当かなぁ…?)
院:「お客様の声をご覧ください(お客様の声掲載)」

例2)
院:「施術によって身体の回復を目指します」
客:(とはいえ、時間と費用がすごく不安…)
院:「通院回数のおおまかな目安も説明します」

といった具合ですね。

軽率な物言い・常套句・誇張だけでは
信頼性をそいでしまいます。

【P.147 当事者意識を抱かせる】
これは、院のサイトで言うと閲覧者がすでに
施術を受けているかのように思わせることです。

院へ通ったらどんな感じがするのか、
自分がどう変わるのか、具体的にイメージ
してもらえると◎

例1.)
「あなたのお悩みを聞かせてください。一人で
抱え込んでいた気持ちがきっと楽になりますよ。」

例2.)
「まずは無料体験を試してみて下さい。
施術の痛みを感じることはなく、整体に対する
イメージがきっと変わるでしょう。」

自分自身が感じるであろうことを、閲覧者様にも
同じ感覚になってもらう感覚です。

あっ!もちろん、「治ります」等といった
違反文言には要注意ですよー!

【P.211 予防策ではなく解決策を提示する】
一般的に、人は「予防」より「解決」に
対して財布のひもが緩みやすいものです。

(場合にもよりますが…)

例えば、
A.部屋に虫が出ないように虫よけを買おう
B.部屋に虫が出た!殺虫剤を買おう

これはBの方がより投資を惜しまない傾向にあります。
実際に解決しなければ困るわけですから。

もちろん、決してこれが100%正しい答えでは
ありませんが、文章を書く上でそういった
画面の向こうの人…人間の心理を意識するのは
非常に重要だなぁと改めて思いました。

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本日はここまでです。

文章って相手の顔が見えない分、
ちょっとした言葉選びや言い回し一つで印象が
大きく異なりますから難しいものですね。

でもその反面、その奥深さに興味津々です♪

次回は最後の一つ、「行動しない」について
書かせていただきますので、よければまた
お付き合いください(^^*)

編集後記

あとがきは、かりえです!
不信感を取り除くというのは本当に難しいことで
ポータルズのHPでは様々な工夫がされています。

特に、写真!
なるべく当事者意識を感じてもらえるよう
ユーザーが患者様として実際に行った場面を
思い起こせるような構図で撮影したり

集合写真は手のひらをパーに広げて
「手の内をすべて見せますよ」と
心理的にアピールしたり!

結構希望されることが多いのですが
腕組みの写真は『拒絶』を表すのでNGですよ!
許されるのはラーメン屋さんだけです!(笑)

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