組織心理学 前編

2018年04月25日

ポータルズも新しく人が増え、
会社やチーム内での
「自分の役割」を設定したりと、
組織を意識する場面が
増えてきたなーと思うyokoです。

あなたは奪う人?

与える人?

それとも両方?

組織心理学者のアダム・グラント氏は、
どんな職場にもGiver

(与える人)、
Takers(奪う人)、
Matcher(損得バランスをとる人)

の3種類の人々がいると言います。

Takers(奪う人)の発想は
「(自分のために)何をしてもらおう」

Giver(与える人)の発想は
「(他人のために)何をしてあげよう」

Matcher(損得バランスをとる人)は
「何かしてくれたら私も何かしてあげる」

世界中の様々な業界の
3万人以上に調査を行った結果、
大体の人はMatcher(損得バランスをとる人)

でした。

ではMatcher(損得バランスをとる人)
が多いことは生産的で効果的でしょうか?

エンジニア、医学生、営業マンを調べると、
それぞれの分野で最低の成績だったのは、
Giver(与える人)でした。

見返り以上の頼まれごとをして、
他人がすべき仕事で手一杯で
時間も力も尽きて自分の仕事が
終わらない人でした。

医学部でも最下位だったのは

「人のために何かしてあげたい」

と志す学生でした。

逆に誰かを助ける意欲を一切持たずに、
医療を志す人が
有望な医学生という事になりますね。

営業マンの成績でも同じく、
売り上げが最低だったのは、
気前のいいGiver(与える人)でした。

「Giver(与える人)てアカンやん・・・」

となりそうですが、実はそうじゃない。

自己犠牲になりやすい
Giver(与える人)は
一方で組織に改善を起こす人でもあるのです。

たくさんの研究が
「与える」行為のチームや
組織の発生頻度を調べると、
利益率、顧客満足度、従業員の定着率が高く、
営業費の削減にまでつながっていました。

しかし、Giver(与える人)は
多大な時間を費やして、
他人を手伝いチームの改善に尽力し結果、
自分の仕事は進まない。

もっとGiver(与える人)が活躍できる環境に
必要なものは何か?

ちょっと長くなりそうなので

【 前編 】はここまで!

【 後編 】はこちら

【組織心理学 後編が終わらなかった編】はこちら

岡崎の編集後記

代打後書き岡崎です!
yokoのメルマガ面白いですね。

なるほど~と思いますが、
本当に3種類で分類できるのかな?

think anything(何も考えない人)、
がいてもいいんじゃない!?と
お気楽な関西人は思ってしまいます(笑)

ポータルズでも新人さんが入社をして
一生懸命電話対応を頑張ってくれています。

まだまだ不慣れですが、皆さん大きな心で
許して下さいね!

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