組織心理学 後編が終わらなかった編
2018年07月12日
マツコの知らない世界
「中華そば」特集を観て、
ラーメン業界に原点回帰の兆しを感じたyokoです。
「企業心理学」の後編が終わらなかった編。
これで最後です!
組織心理学 前編はコチラ
ざっくりこれまでの内容
●組織には
「Giver(与える人)」
「Takers(奪う人)」
「Matcher(損得バランスをとる人)」の
3種類のタイプの人がいる
●それぞれの特性
Giver(与える人)
は見返り以上の頼まれ事をして
他人がすべき仕事で手一杯で燃え尽きてしまう
Matcher(損得バランスをとる人)
はギブアンドテイクの方針で、
周りに合わせる人
Takers(奪う人)
は自分のために人を動かそうとする人
●Giver(与える人)=ダメなやつ?
そんなことはなくギバーは組織に変革をもたらす人
●じゃあ、Giver(与える人)
が活躍できる環境をつくるには
「5分間の親切」と「人に頼ることも大切」という風土
●Giver(与える人)で組織が変革されるの?
実は●●があるんです!
これを唱えている
アダム・グラントさんはどんな人?
ペンシルベニア大学の教授さん。
組織心理学者。1981年生まれ。
米国最大のビジネス誌『フォーチュン』で
「世界でもっとも優秀な40歳以下の教授40人」に
選ばれるなど受賞歴多数。
はい!ここから!
実はGiver(与える人)にもタイプがあるんです!(^_^)v
Giver(与える人)ってなんか優しそう~♪
良い人そう~♪人当たり良さそう~♪
なイメージですが、
アダム・グラントさんは集めたデータを見て愕然。
“人当たり”関係ないやん!
人当たりはあくまで表向きの姿。
Giver(与える人)もTakers(奪う人)も
Matcher(損得バランスをとる人)も
誰もが人当たりの良し悪しがあります。
「人当たりのいいGiver(与える人)」や
「人当たりの悪いTakers(奪う人)」は、
なんとな~く、これまで出会った人や知り合いに居ませんか?
いつもニコニコ~って「良いよ~♪良いよ~♪」みたいな、
これぞGiverという人。
Takers(奪う人)も映画やドラマに登場するような、
いかにも悪役!て感じの人。
残るタイプ別は
「人当たりの良いTakers(奪う人)」
「人当たりの悪いGiver(与える人)」
「人当たりの良いTakers(奪う人)」は、詐欺師タイプ。
愛想も良くて話術もたけて……でもちゃっかり奪う。
「人当たりの悪いGiver(与える人)」
↑
愛想が悪く、人付き合いも悪い、でも与える人???
誰?浮かばない!!!
アダム・グラントさんは言います。
「ドクター・ハウス」
あ~!あの人!…て、誰だよっ!
海外ドラマに登場する天才医師ですが、
とっつきにくく、いつも不機嫌。
時には危険と思える方法でも、
絶対治ると確信して突き進みます。
漫画でいうとブラック・ジャックがチームリーダーなり、
時には(いつも?)スタッフと衝突しながら
謎の症状の原因を追求していくようなドラマです。
人当たりが悪いGiver(与える人)は、
「患者」を助けるためなら、
人の顔色を気にせず、
批判的な意見をパーーンっと言えるタイプですね。
Giver(与える人)の傾向を考えると
見返り以上の仕事を引き受けたり、
人のためなら並々ならぬ努力をし、
他人のために何をしてあげようと常に考え、
そのためなら批判的なことも言う。
Giver(与える人)1人だけだと燃え尽きてしまいますが、
もう1人Giver(与える人)を入れ、
Matcher(損得バランスをとる人)が加わると
Matcher(損得バランスをとる人)は
周りに合わせようとする傾向があります。
与えられるから自分も与える、
そうすることで与える連鎖が生まれていきます。
そういう人を雇いたいな~でも、
どうやって面接で見分けるの?
それはある質問をします。
「自分のおかげでキャリアが劇的に向上した
と思う人を4人あげてください」
Takers(奪う人)は自分より地位の高い人、
影響力のある人の名をあげ、
Giver(与える人)は自分より地位の低い人や
影響力のない人の名前をあげます。
組織の変革は嫌だ~という人は、
Takers(奪う人)をたくさん雇用して
ひたすら自分のためだけにスキルを磨いてもらい、
もっと組織を良くしたいという人は
Giver(与える人)を見つけ出し
新たな成功を目指してください!
(●≧ω≦)9
宮内シャチョウの編集後記
みなさん、こんにちは!
ポータルズ宮内です
暑い夏がやってきましたね。
猛暑の中、熱中症など注意したいですね~。
今週は大忙しの1週間でしたが
明日から、私
一足早く夏休みをいただいています。
パソコンの前から離れ
心の洗濯をしてきます!