悪徳商法の小話

2021年08月2日

こんにちは!ハナです。

 
少し前になりますが、
大昔の知り合いから突然電話が鳴りました。
 
元々そんなに交流もなかったので、ほんの少し
違和感を感じつつも世間話をしていたんですが、
妙に「ハナは苦労してそう」という話に誘導する。
(実際はわりと気楽に生きています)
 
そして出てきた一言
「お金も時間も自由になれるいい話があるよ」
 
…いや、やっぱりマルチ商法かよ!!!
 
むしろ、妙なセミナーや無意味な商品に
時間とお金を搾取されるイメージしかないぞ。
 
今時まだ騙される人がいるのか…と驚愕しつつ
丁重にお断りしたわけですが
 
どうやら悪徳なマルチ商法が、コロナ渦に
乗っかって続々と発生しているようなのです。
 
今回のような古い手口はともかく、その勧誘方法も
多様化しており、私たちが想像できる範囲を超えて
非常に巧みに近づいてきます。
 
最近多くなった手口として
「知り合って半年は勧誘しない」
 
これが何を意味するか…怖いですね。
 
ただ、マルチ商法自体はあくまで合法であり、
商品を介さない無限連鎖講(いわゆるネズミ講)が
違法になるとのこと。
 
いずれにせよ、こういった被害背景には
『情報弱者』という問題が潜んでいます。
 
情報通信機器を十分に使いこなせない高齢者が
情報に弱い側になるのは胸が痛みますが…泣
 
私を勧誘したその人は、他人から言われた
「人を紹介すれば儲かるよ!」とかなんとかいう話を
ただ受動的に鵜吞みにしてしまったのでしょう。
(あとで調べたら怪しさ満載でした…)
 
とはいえ、「情報弱者になりたくない」と強く思うあまり
ネットでよくある「TVでこう言っていたがそれは嘘!」系の
情報に飛びつくタイプもちょっと狙われやすい。
 
ネットの情報はすさまじく雑多なので、
「TVで言ってたウソを暴くというウソ」でアクセスを
稼ごうとするページも実際にたくさんあるのです。
 
じゃあどうしたらいいんだ!という話ですが、
当然ながら「冷静なタイプ」が一番強いと思います。
 
極端な話、たとえ騙されたとしても
その後のリカバリーまで考えているとか。
 
心の底から望むものが手に入りそうだからといって、
わずかな違和感にも見て見ぬフリをしないとか。
 
「友達から勧誘されて無下に断りにくいし、
少額だしいいか…」というある種の情が一切ない人とか。
(さっきの半年は…の話に通ずるものですね)
 
私自身、一度心許した人を信じやすい面はあるのですが、
ことネットに関しては”疑り深く”を心がけています(笑)
 
公式的なものはある程度信じても、情報元が
明らかにされていなければそれなりの目で見ておく…
というような。
 
少々長くなってしまいましたが、
大変なご時世だからこそ、安全なものと悪質なものを
しっかり見極める冷静な目をもちたいですね。
 
それでは、また。

あとがきの、ヤマです。

 
おいしい話ほど、怖いものはありません。
ハナさんをはじめ、ポータルズは「おかしいな」
と感じたら、皆で検証し、共有します。
頼りになるストッパーがいます。
 
やはり、〇か×か、自分の目で見て、耳で聞く。
そのためには外の世界と繋がり、幅広い世代と
知り合っておく。
 
そして、おかしいことをおかしいよ、と
言ってくれる人物が周りにいること。
 
私も少々、心をオープンにしてしまいがち汗
 
何が一番怖いのかって、それは人間ですよ。。。

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