Googleアナリティクス入門Vol.10「新バージョンの登場」

2020年12月4日

おはようございます。ようきょんです。
 
Googleアナリティクス入門10回目となりますが、
 
Googleアナリティクス入門Vol.10「新バージョンの登場」
 
ということで、
 
今回は新たにリリースされた
Googleアナリティクスの新バージョンについて
少し概要をご紹介し、
今切り替えなくてはいけないのかについて
現在の状況をご説明したいと思います。
 
以前にベータ版で運用されたものが
今年の秋に正式にリリースとなり、
「Google Analytics 4」という名前になっています。
 
新たにGoogleアナリティクスを登録する場合は、
新しいバージョンのGoogleアナリティクス4というのが
自動的に選択されるようになっています。
今でも旧バージョンの「ユニバーサルアナリティクス」も
作成することができ、共存も可能です。
ご安心ください。
 
では、どのような違いがあるのでしょうか。
ベータ版運用の時の「Google Analytics 4」の
名前は「アプリ + ウェブ アナリティクス」という名称でした。
 
これらの名称から推察できるように、
ウェブ(HP)とアプリで集客をしている場合に
効果を発揮する分析ツールだったわけです。
 
ユニバーサルアナリティクスは
Web上でのセッション(訪問)の分析をしていたのに対し、
新しいGoogle Analytics 4は顧客単位の(アプリとWebをまたぐ)分析をすると言われています。
 
UI(レポートの見え方)も全く変更されています。
(私も目がくらくらしそう。。なくらいです。苦笑)
 
気になるのは、今移行すべきかどうかということですね。
 
ポータルズでは、現行のアナリティクスを
そのまましばらく続行することにしました。
 
理由は以下の通りです。
 
・(リリースはされていますが)まだまだ発展途中であること
・目標の設定が引き継がれない
・「到達ページ」基準での目標設定ができない
・コンバージョン率の指標が標準で使えない
・アプリとWebの運用をされている方が少ない
・レポート周りが貧弱で、Webから見られる項目が限られている
 
 
上記のデメリットは、時間の経過と共に
Google側が改善したり変更したりする可能性がありますが、
今のところはリリースされた直後ということもあり、
様子を見た方が無難であると考えております。
 
ネット上でも、まだまだ新しいアナリティクスの使用感や
メリットデメリットなどの情報も少ないので、
様子を静観しながら、今後の対応を考えていくというのが
ポータルズのスタンスでございます。
 
新しいアナリティクスにつきましては、
今後もポータルズでしっかり検討して行きたいと思っています。
 
今後のアナリティクス入門ですが、
完全に新しいアナリティクスへの移行になるまでは、
現行のアナリティクスで分析できることについて
引き続きお伝えしていきたいと思っております。
 
どうぞよろしくお願いいたします!
 
ようきょん
あとがきのいまこです。
 
Googleアルゴリズムのアップデートや
Googleアナリティクスの改定は
定期的におこります。
 
その度にようきょんさんはじめ
ポータルズスタッフが
即座に解読をすすめ
(いつもありがとうございます!)
 
今日のメルマガにまとめて下さっているように
様々な角度から考え
「お客様に最善な状態はなにか」を
検討してお届けしています!

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