クリスマス!

2016年12月22日

いよいよ2016年もあとわずかになりました。

今年こそ余裕を持って年越しをしたいと
強く願っております。田中1号です。

明日が祝日になるので、
小・中学校の終業式も今日あたりでしょうか。
この冬休みは例年より長くなるみたいですね。
子どもはうれしくても、親の方は大変…。
クリスマスもすぐに控えています。

実はカトリック信者の田中1号は、
毎年この季節、
「これってどうやねん…」と感じることがあります。

それは、
ハロウィン(←キリスト教とは関係ないです)が終わると、
すぐさまクリスマスの飾りつけに彩られていく街の景色。

決して「教会のいい子ちゃん」とは言えない私ですが、
時節柄、少しだけ宣教精神を発揮して、
豆知識になるようなことをお伝えしたいと思います。

24日がクリスマス・イブ、
25日がクリスマス、
それで「おしまい」と思っている方が多いと思いますが、
教会のクリスマスは、
11月末から始まり、年明けまで続きます。

典礼暦というものに沿って
カトリック教会の一年間は進んでいくのですが、
その中でも一番大きな行事がイースター、
そしてクリスマスです。

「アドベント」という言葉を、
耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
「待降節」ともいいますが、
キリストの降誕を待ち望む期間のことで、
今年は11月27日からでした。

およそ4週間ほど準備の時を過ごして、
いよいよ前晩の24日を経て、
25日「降誕祭」の日を迎えます。

その後、
「公現祭(エピファニー)」の祝日までが「降誕節」になります。
聖書で言うところの、東方から三人の博士が訪れたことを祝う日です。
今年は、1月9日にあたります。

25日が過ぎれば、
またすぐに門松などの正月飾りが街をにぎわすのだろうなと思いますが、
カトリック教会では年が明けてもまだしばらく、クリスマスは続いております。
ツリーもクリスマスの飾りつけもそのままです。
三人の博士がそれぞれ贈り物をもってやって来たことにちなんで、
子どもへのプレゼントも、12月25日ではなく、
公現祭の日に渡すというのが、ヨーロッパでは一般的だそうです。

我が家にも、お正月には甥っ子がやって来ますが、
彼の誕生日は、1月5日。
上記の謂れを盾に(?)
クリスマスプレゼントと
お年玉と
誕生祝いまで、まとめてしまう伯母です。
小学校二年生の今はまだ素直に喜んでくれていますが、
そのうち通用しなくなるのだろうな… と思っております。

そういうわけで、クリスマス!
「Christmas」と記されるとおり、
「キリストのミサ」という意味からきています。

24日夜は、あちらこちらの教会でお祝いがされています。

例年、一般の方々もこの日だけ教会に来られて、
ミサに参加されている姿をけっこうお見かけします。

興味のある方は一度、
教会のクリスマスを体験してみてくださいね。

宮内シャチョウの編集後記

皆さんこんにちは!
ポータルズ宮内です。

そうそう、今週はクリスマスですねぇ

こたつでミカンを食べている娘(18歳)に
「今年クリスマス予定あるん?」
「・・・ない」

「24・25どっちも?」
「・・・どっちも。お母さんは?」

「・・・私もない。」
「そうや!じゃ、二人で前から
クリスマスパーティーする予定やったってことにしよ。」
「それいいね~♪」

ということで落ち着きました。
母娘そろって寂しい(笑)

急きょ決まったクリスマス会
何しようかなぁ・・・

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