人生を変える!思考パターン

2016年09月6日

婦人科専門院
ファンクショナルマッサージ治療室
院長 粟木原 出 先生より

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9月から「一般社団法人 婦人科セラピー協会」が立ち上がります。
女性の施術を主にされている方や、
これから女性向けメニューを考えている方は、
ぜひ、入会ご検討ください。

Facebookで「粟木原出」あてに友達申請して頂いて
入会案内希望とお伝えください。
またはメールで

awaizu49****me.com
****を@に変えてください。
まで直接ご連絡下さい。

9月から始める協会なので、
最初からの入会者さんには、
会の中心として、様々なメリットがあると思います。

僕の信条として(ファンクショナルマッサージ治療室の信条として)

施術に「客観的評価が可能な方法のみ用いる」があります。

例えば「鍼を刺す」のであっても
何かの「手技を施す」のであっても

「何で刺すのか?」
「何でその部位に施術をするのか?」
「解剖学的にどう説明するか?」
「効果を測定する基準は何か?」

などを僕に説明できないと
勝手な施術方法を治療室内で使うことはできません。

このハードルはかなり高くて、
僕と自分自信を納得する理論を出すことは以外と難しいです。
(理路整然としてたら全く問題無いですけど、、)

ファンクショナルマッサージ治療室のスタッフにとっても
とても大変なことです。

「腎を補うため!腎兪!」
とか、
「瘀血が溜まっているから!照海!!」
とか、、
「姿勢がわるいから肩が凝る!!!」
などなど、、、

これらの説明は、
はっきり言って説明になっておりません。

うちのスタッフが言い出したら
間髪入れず僕から質問が出ます。

なぜその方法をするのか?
説明を求めます。

これらの言葉を使っていても良いのですが、
その先の理論が無ければ、
マニュアル通りの施術になってしまいます。

多分学校で習ったとおりの「言葉」や
師匠や勉強会で習ったとおりの「理論」を

そのまま使っているレベルだと思います。

当院のスタッフ教育や
院外向けのセミナーは

これらの勉強に
多くの時間を割きます。

ずっと言ってますけど、

「仮説を立てる」
 ↓ ↓ ↓
「仮説に対するアプローチ」
 ↓ ↓ ↓
「効果を検証して、再度仮説を立てる」

という考え方をしております。

「妊娠しにくい」
 ↓ ↓ ↓
「妊娠しにくい理由は何か?」
 ↓ ↓ ↓
「ホルモン値が良くない」
 ↓ ↓ ↓
「なぜホルモン値が良くないのか?」
 ↓ ↓ ↓
一つの例として「血中のフェリチンが足りない」
 ↓ ↓ ↓
「フェリチンを増やすには?」
 ↓ ↓ ↓
「手技で出来ること、鍼で出来ること、病院などを紹介することを考える」
 ↓ ↓ ↓
「鉄を吸収しやすい体質にしつつ、年齢などによっては栄養療法のドクターを紹介する」
 ↓ ↓ ↓
一通りのサイクルを経てから「ホルモン値などの変化が出ているか?確認する」

ごく一部ですが、
こんなイメージで不妊の体質改善をすすめて行きます。

ごく一部でもこれだけの情報量があります
ホルモンの材料だったり
血液の材料だったり
それらを作る機能だったり
要素はたくさんあります。

血液検査や漢方薬の処方など、
僕たちにできないことは
専門の機関に紹介します。

よい関係を築いていて、
当院の方法は首尾一貫しているので、
他の医療機関からも紹介して頂けます。

それら全ての要素があって、
はじめて高い妊娠率がでます。

様々な角度から考えて努力しております。

自称名人鍼灸師さんの
「腎が虚しているから」とか、

カリスマ整体師さんの
「骨盤がずれているから」とか、

ってレベルに、この業界をしたくないです。

「婦人科セラピー協会」で一緒に頑張りましょう!

宮内シャチョウの編集後記

みなさんこんにちは、宮内です!
まだまだ残暑が厳しいですよね~。

今週末から1週間、
東京→福岡→長野→福岡
と、ハードなスケジュールがはいっております。

色々走り回ってばかりで申し訳ありませんが
今、新しい次世代の製作プランづくりに燃えております!

粟木原先生のコラムを拝見し
やはり何事も
「習った・聞いた」ではなく
「実行」に移し、「検証」するところまで
落とし込みしないと
ダメだなぁと改めて感じました。

WEBの世界だってそうですよ。

ホームページ作った ではなく
運用してみて、検証してみて、
変更していかなくてはいけませんよ!

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