夏場の妊娠活動 一部のトカゲは温度で性別が変わる!?

2016年08月2日

婦人科専門院 
ファンクショナルマッサージ治療室 
院長 粟木原 出 先生より 

 

以前のファンクショナルマッサージ治療室でも、
夏はなぜか妊娠率が低下する季節でした。。

でも最近は、夏でもバンバン妊娠してくれます。

夏に妊娠しにくいのが一般的なのか?
言い切れないところもあるのですが、、

当院の長い経験の中で、毎年起こっていたことです。
「夏になると採卵できない人がいる、、」

最近は、体外受精をしている方が
とても多く来院して頂くようになっているので。

「採卵の結果」を比べると、
とても大きな採卵成績(胚盤胞到達率など)の差を感じます。

夏場なぜ妊娠率が低下するのか?
考えに考え、様々な人に質問して、
当院では色々な仮説をたて続けました。

立てた仮説を臨床に当てはめてゆきました。
そこで分かったことがあります!

なぜ夏は妊娠率が低下するのか?
その理由はなんでしょうか?

ここからは当院の仮説ですが
シェアさせて頂ければと思います。

夏は身体に熱がこもります。
身体の深部温度が上昇します。

なんとなく温まると良い気がするのですが、、
以前のメルマガで話した通り、意外とそんなことは無くて。。

テストステロン→エストロゲン
に変換するには「酵素の力」が必要です。

この酵素の名前を「アロマターゼ」と言います。

この酵素はとても面白くて、
例えば、一部のトカゲなどは卵の時の温度で性別が変わるそうです(驚)

ここまでの話で色々閃きませんか?

当院はこの閃きで、
何百人もの方の人生を変えて来たと思います。

なぜなのか?
少し考えてみてください。

この思考する習慣が
「妊娠しない理由」がとても多くある不妊治療の世界で役に立つと思います。

来週以降、詳しく解説します。

宮内シャチョウの編集後記

へぇぇぇ~~!!
トカゲって卵の時の温度で性別が変わるんだぁ~!
じゃ、男女の産み分けもその辺の加減でできるのかなぁ?

なんて思いました。
次回のメルマガも楽しみですね。
つづきが気になる~!

先週、仙台の道玄坂接骨院さまに訪問させていただきましたが

高橋先生ご夫妻も粟木原先生のメソッドを取り入れられ、
不妊改善のために力を尽くされています。

感動的な話をいくつかお伺いした中で、
精子の運動率ゼロといわれ、あきらめていた男性の方が
最後の望みで高橋先生の所にこられ、自然妊娠されたそうです。

あぁ・・・本当によかったなぁと。
誰かの「誕生」のきっかけになるお仕事。素敵ですよね。

▼同カテゴリーの最新記事