整骨院のメニューに婦人科を!

2016年05月17日

誰もが言うことですが、
「整骨院自費への移行」
もう待った無しな状況だと思います。

整骨院として保険診療されている先生に、
考えて欲しいプランがあります。

「婦人科のメニュー」を作りませんか?

と言うことです。

ファンクショナルマッサージ治療室は、
不妊治療を行っているだけでなく、
女性の悩み一般は全て受けます。

一つの考え方として、

「婦人科疾患の積み重ねの先に不妊治療がある」
「不妊の問題は婦人科の問題の積み重ねである。」

と考えて欲しいんです。

生理不順は卵巣の問題ですし、
更年期障害は急な卵巣の衰えです。

例えば、
生理痛の相談をされた時先生は
どう答えますか?

冷えてるから?
骨盤が歪んでるから?

それでは答えになっていないですよね?

生理痛を解剖学や
生理学の角度から説明しないと、
現代の知識豊富な女性は納得してくれません。

その人の生理痛の原因はなんでしょう?

子宮が収縮するときの虚血?
プロスタグランジン?
内膜症?

その部分を説明できることは、
たくさんある治療の選択肢の中で
最適なものを選ぶことにつながります。

そして、生理痛になる原因は
不妊にもつながります。

生理痛を起こす血流の悪い子宮では、
着床しにくいですし、
虚血を起こして痛みが出ていると、
周辺の卵巣にも虚血を引き起こします。

プロスタグランジンによる
血管収縮が過剰になるケースでも、
子宮の周辺血管も当然収縮します。

これも卵巣の血管も
収縮してしまうかもしれません!

そんな風に簡単に生理痛と言っても、
深く考えるとたくさんの不妊の原因につながります。

婦人科の問題改善をすることが
不妊治療につながります。

若いうちから
これらの問題を改善する医療機関として、
先生の院が役割を果たしてくれると嬉しいです。

理屈を難しいと考えずに、理解すると、
不妊に限らず女性の見方が変わります。

人口の半分である女性を診る知識を
身につけませんか?

そんな治療家になるお手伝いを、
このメルマガでさせて頂ければと思います。

宮内シャチョウの編集後記

「ランチェスター戦略」はご存じですか?

小さな治療院ほど知ってほしいのですが、
簡単に言えば

ニッチと言われる小さな市場で1番になろう!

ということです。
(ランチェスターの本はたくさん出ていますし、
 最近は漫画本もでていますので
 是非読んでみてくださいね)

周囲2キロ圏内にあるライバルの診療項目を調べて
他の治療院でやってないメニューを持つとよいですよ!

さて、
私は本日から静岡、横浜、東京2件、からの
山形県へ行ってきます!

ポータルズ初、山形県からご依頼いただきました。
ちょうどサクランボの季節、楽しみです。

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