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2016年05月2日

こんにちは！岡崎です。

宮内からは、

「私の人格が疑われるからやめて～、
　書くなら私が凄い！って思われる
　エピソードにして～！」

との事で、
第1回にして最終回を迎えるかと思われた
”宮内列伝”ですが、
西船はりきゅう接骨院　神保先生の美味しいお菓子と
お手紙のおかげで何とか存続が決まりました！

先生ありがとうございます！

さて、
今日はそんな宮内の意を汲んで
宮内が凄い発想の持ち主だという
エピソードをご紹介します！

あれは、私が中学1年生の頃でしょうか、
宮内は一人部屋がほしい病にかかり
毎日のように部屋がほしいと叫び続けました…。

両親の為に言わせてもらいますが、
我が家は決して貧乏だったわけではありません。

ごく普通の家庭で、
その当時では珍しいエレベータ付きのマンションでした。

３LDKあったものの、
祖母と同居していた為、
3姉妹で一部屋でした。

格別狭いという訳でもないのですが、
思春期の宮内は一人部屋に固執しました。

考えに考え、
ある日思いついたのです！！

部屋を2つに区切ればいい！

と…。

思い立ったらすぐに実行の女です。

有無を言わせず、
部屋を区切り、
一つを自分の部屋、
もう一つをまん中の姉の部屋にしました。

私は？

遊びに行っていて
帰って来た時に驚愕しました！！

リビングの天井近くまである
2棹のリビングボードが前に出ていました。

あれ？

使われていない、レコードとステレオは
捨てられていました…。

お母さんがあんなに大事にしていたのに？

「ほら、あんたも一人部屋やで！」

と喜べとも言わんばかりに
部屋に案内されました。

机を四つん這いで、
はいあがらないといけない入口に、
衣装ケースを3つ並べ、
その上に布団が置かれているだけの
簡易ベッド…。

リビングボードで遮られるので
電気や光は全く当たらない
末っ子部屋の完成です！

夜になると、
コンクリの壁は冷たく
冷気が吹き込んできます。

幼馴染の友達が遊びに来た時に
涙目で

「ごめん、知らんかった
　お母さんとお姉ちゃんと血が
　繋がってなかったんや」

と言われるぐらいの部屋でした…。

小公女セーラにも匹敵する扱いです。

妹をリビングの裏に追いやるなんて、
凄い発想ですよね？

いや～ホントに凄すぎでしょ！

まぁ、そんなリビング部屋ですが、
2～3ヶ月もすれば、気が済んだのか、
リビングが広い方が良いと思ったのか、
解消されました。

決して私が可哀そうと言う
理由ではありませんでした。

都合の悪い時は妹を追い出す方が
早いと思ったのかも知れません。

度々、
”今日は私だけの部屋”
という事で
幾度となく部屋に立ち入り禁止に
なることがあるだけになりました。

いや～、宮内の凄さが伝わったと
思うのですが…。

どうでしょうか？

昭和の女は逞しい！！ですね。