生物の特性?!

2018年09月5日

気温が30℃を下ることなく
2ヶ月以上が過ぎ… 
今年も酷い暑さでしたね

と、
まだ過去形にしては
いけないのかもしれない、
9月の始まりです。
田中1号です。

その暑い盛りに新聞で見つけて
気に留めていました。
生物学者の福岡伸一氏による話です。

昨今は、
あらゆる書類が電子化されていて、
発表、保管、検索にかけては
格段に便利になっています。

けれど、
文章を「読む」とき、
殊に長い小説や込み入った内容のモノは、
紙に印刷された活字の方が、
安心して読めるし、
頭によく入ってくるように感じます。

福岡氏が科学論文を読む際には、
電子ファイルをプリントアウトして読む。

面倒でもいちいちそうしている、
とのこと。

読むことに関してだけは、
紙の上で読みたい!

これは、
年寄り世代の古い哀愁に過ぎないのか?
いや、必ずしもそうではない!

福岡氏の生物学者たる所以の論考が
以下に続きます────

生物の視覚は動くものに敏感である

それは敵 or 獲物かもしれない
だから、
反射的にすぐ行動する必要がある
ゆえに、
身体も緊張状態に入る

その一方、
じっくり観察し、分析し、
思索を深めるためには、
対象物が止まっている必要がある

PCやスマホ画面の文字は、
止まっているようでいて
実は絶えず動いている

電気的な処理でピクセルを
高速で明滅させているから、
文字や画像はいつも細かく震えている…

このサブリミナルな刺激が、
脳に不要な緊張を強いているのではないか

動き続けるもの
絶え間なく変化するものを
ずっと見続けることは難しい

だから、落ち着いて読むことができない…

デジタルネイティブの世代には、
そんなこと気にならないのかもしれないが、
生物の特性はそう簡単には変わらないはず──

ある事情で、読みやすさに定評のある
Amazon の Kindle Paperwhiteを購入しましたが、

やっぱり「読む」のは紙だな

と感じていたところなので、
この福岡氏の記事は大変興味深く読みました。

と同時に、思い出したのが、
以前のメルマガで書かれていたこれ↓

【男性の狩猟本能を利用した集客方法】

キラキラと動くバナーは、
男性だけでなく、
女心にもヒットするものかもしれませんね。

宮内シャチョウの編集後記

みなさん、こんにちは!
ポータルズ宮内です

皆様、昨日の台風は
いかがでしたでしょうか?

被害に遭われた方に
心よりお見舞い申し上げます。

神戸も大変なことになっていまして
交通機関もお休みだったので
昨日は、スタッフ一同お休みをいただき
ありがとうございました。

本日は、元気いっぱいで
頑張っておりま~す!

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