梅雨とともに…

2018年06月29日

梅雨の季節、
洗濯物の乾き具合以上に、
スライド書棚の奥にある
書籍の湿気問題が悩みの種… 田中1号です。

「医療広告ガイドライン」

10年ぶりに大幅に改正されて、
この6月から施行されていることは
皆様ご存知かと思います。

人の命や身体に関わる医療サービス。

それを利用する人に対して、

正確な情報を提供し、
適切な選択が行えるように、

不当な広告・誤解を生むような
広告を禁止するためのルールです。

これまで規制対象外だったホームページも、
その対象に含まれることになりました。

治療内容や効果に関する体験談が広告とみなされ、

「患者さんの声」
「ビフォーアフター写真」
「口コミ情報」等々、

禁止事項が具体的に提示されているそうです。

ですが、先だってのメルマガ
【Vol.492 ネット広告規制はどう対処する?】

で宮内がお知らせした通り、

まず影響を受けるのは、大きな病院など医療機関や
特に美容整形関係からだと思われますので、
慌てて今あるサイトをどうにかする必要はありません。

ただ、整骨院・接骨院などの治療業界にも、
いずれ関わってくる問題だと、
頭の片隅に置いておくべき案件ではあるでしょう。

「公正」という言葉が、
ぺらっぺらにされている昨今の状況下、
誰が得するための法律かな…?

と、疑り深くもなってしまいますが、

深刻な苦痛を抱えて、
藁をもつかむ思いの人たちには、

本当に必要な情報が
届けられますようにと願います。

そのためには、
情報を発信する側も
よりいっそう真摯に取り組まなければ!

そのように受け止めたいと思います。

全日本SEO協会の鈴木将司氏による
記事を参考にしました。

以下、よければご覧ください。(こちらからどうぞ)

また、印刷物については、

「柔道整復師法」
「あん摩マッサージ指圧師・
はり師・きゅう師等に関する法律」

によって従来より制限されていることは、
あらためて書くまでもなく、
整骨院の先生方の方がよくご存知だと思います。

法律に忠実に従うとなると、
まったくの基本情報しか掲載できないので、
安易にチラシなど作れなくなりますよね。

それでも、何とかやりようがある…
「広告」の定義を逆手に取ってみる…

紙媒体の情報発信も、
まだまだ工夫の余地があるんじゃないかと、
考えております。

何かアドバイスやご提案がありましたら、
ぜひお聞かせください!
少しでも道をつける
きっかけを探せればと思います。

宮内シャチョウの編集後記

みなさん、こんにちは
ポータルズ宮内です

私は日々の行いが
明日の仕事をつくる(=集客につながる)
と考えています。

今はまだ
医療広告ガイドラインに
怯える時期ではありません

しかし、「いつか」の時のために
広告に頼らない真の集客に
向かうべきと考えています。

自分達の得意が何か
「どんな方」の役に立ちたいのか
その人は何に困っているのか

検索エンジンのキーワードばかりに
とらわれず、
「広い視点で考えるべきだ」とも思います。

あと、勘違いさせてはダメ。

最近メディカル系の
ドメインや名前をもつ整骨院さん
広告落とされてます。

検索エンジンも、なかなか
あがりづらい・・・

医療と勘違いさせようとか
意図した行為ではなかったかもしれませんが

今、メディカル的な名前は
付けないほうが無難です。
覚えておいてくださいね。

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