スポーツコーチがやりがちな説明のしかた

2019年01月28日

こんにちは、しのです♪

今回のメルマガでは
イケメンマッチョに出会った話が
したかったのですが、

私がテニスしている横で、
これはひどいなと思うレッスンが
行われていたので…

今日は、スポーツコーチがやりがちな
説明のしかたについて話をしたいと思います。

突然ですが、
『キリンじゃない動物は?』
と聞かれて、

一番最初に頭に浮かぶ動物って何ですか??

…絶対キリンですよね。
少なくともキリンがいったん頭に浮かんできて、
それからパンダとか別の動物をイメージするはずです。

昨日、隣でやってたレッスンでは、
コーチが生徒さんにむかって言うわけです。

『ラケット面をふせているから、
ネットにかかってしまうんだよ、
もう少しラケット面を上にむけて打ちましょう。』

って。

こういうのを聞くと、
ほんと悲しくなります…

なぜ、ミスにつながるような
イメージを生徒さんにさせる
必要があるのでしょうか?

この場合、

『もう少しラケット面を上にむけて打ってみましょう』

と言えば充分伝わる話です。

詳細に説明することを
丁寧と思っているコーチが多くいますが、
逆効果です…

子供と動物園に行って、
パンダを覚えてもらいたいのに

『これはキリンっていう
動物じゃなくてパンダなんだよ』

って言ってるのと同じです。

これでも、
間違えていることを
イメージさせる必要がありますか?

私は社会人テニスサークルの幹事をしています。
9割が初心者で、私が教えているような状態です。
1回目から試合までできるようにしています。

初めてテニスをした人ならだいたい
『1回目から試合なんてできない』
と言う人がほとんどですが、
みんな気にせず試合までしています。

できないというのが
そもそも頭にないから、
できないって言わないんですよね。

できるだけ失敗を失敗、
ミスをミスと思わせないことが、
スポーツの上達のコツだなぁといつも思います。

ちなみにですがお子様に叱る時、
『走らないで!』と言うより
『とまりなさい!』と言うほうが効果的です。

原理は今日のメルマガと同じです。
日常にも充分使えるので、ぜひ使ってみてください。

ではでは♪

宮内シャチョウの編集後記

みなさん、こんにちは!
ポータルズ宮内です

テニスと言えば、
大坂なおみさんの、全豪オープンの優勝
すばらしかったですねぇ~!

彼女の優勝の陰にも、すばらしいコーチあり。

スポーツに限らず、
家庭においても、ビジネスにおいても
「言葉がけ」でかわるものですね^^

お客様皆様にも、スタッフのみんなにも
いい言葉を送れるように
私も日々精進しています

今週は雪の新潟から福岡へ!
レンタカーでの雪道運転大丈夫かなぁ・・・(汗)

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