ノーベル賞受賞!行動経済学で単価UP!?

2017年12月12日

こんにちは!
道産子田中2号です。

先日、ノーベル賞授賞式のニュースがありましたね。
今年は日本人の受賞はありませんでしたが、
日系イギリス人のカズオイシグロさんの受賞が話題になりました。
(映画だけ観たことがあります)

今年のノーベル賞で私が注目しているのが
「行動経済学」です。

普通の経済学と違って、
「人は合理的には動かない」ということを
前提としており、心理学もプラスされているので、

・消費者がなぜ消費行動を起こすのか?
・なぜ購買してくれないのか?

という謎がとけちゃう学問なのです。
(めっちゃざっくりですが…。)

行動経済学の考え方で
「メンタルアカウンティング」
という考え方があります。

日本語では「心の家計簿」とか「心の会計」
などと訳されています。

メンタルアカウンティングとは、
同じ金額のお金でも状況によって
価値の感じ方が違ってしまい、
合理的ではない使い方をしてしまうことを言います。

例えば、4000万円の新居を購入する時、
食洗機を高機能な物に変更するのに
1000円しか違わなかったら、
「1000円なら良い方を付けとこう」
となりますが、
1000円のランチが1000円プラスで
国産牛に変更できるとしたら
「倍になるのか~」
と迷ってしまいます。

同じ1000円でも感じ方が違うんですね。

他にも

・自分で稼いだお金は大切に使うけど、
 ギャンブルで買ったお金は散財してしまう。
・旅先では普段よりお金を使ってしまう。
・給料日前は節約するのに給料日を過ぎると無駄遣いしてしまう。
…というのも、メンタルアカウンティングの作用です。

実際、私も生活の中で体験したのが

「野球の無料チケット貰ったから、
 もともとタダなんだし、有料で指定席取っちゃおう」

とか、

「ランチの半額券持ってるし、
 せっかくだからグラスシャンパンつけちゃおう

とか、やっちゃってますね~。

無料サービスや割引サービスをした時は
「心の会計」がゆるゆるになっていることが多いので
グレードアップやオプション・追加できるサービスを
準備しておくといいですよ!

単価UPにつながるかもしれません。

私も 家計を預かる主婦として
気を付けないといけませんね(汗)

宮内シャチョウの編集後記

みなさん、こんにちは!
ポータルズ宮内です

先程お電話で問い合わせがあり
「ポータルズさんはAI集客してないんですか?」

と聞かれました。

申し訳ありませんがしてません<(_ _)>

でも近い将来ははじめるかもしれませんね。
本日のテーマである行動経済学にしてもそうですが
分析・導入する価値はあると思います。

お客様方から
「集客人数・年代・アクセスキーワード・集客施策」
をお聞きして

人口密度、世代人口、天候、男女比などの数値を
入力すればいいでしょうか?

この時期に、この施策をとれば
集客が増える!みたいな分析ができると
お役にたてそうですね。

いずれにしても、
これからも皆さんの集客を増やすことに
知恵を絞りたいと思います!

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