「色」で消費行動が変わる?人を動かす色の使い方

2017年08月8日

こんにちは!
道産子田中2号です。

明日から地元の北海道へ帰省するのですが、
夏に帰るのは久し振りなので、
今年は涼しいお盆を過ごせそうで楽しみです。

(一足先に北海道へ行った小学生の息子は、
「寒い…」と言っておりました。)

普段、私はディレクションメインでお仕事を
させていただいているのですが、
下層ページ用のパーツを作ったり、
バナーを作成したり、デザインをする事もよくあります。

その時に一番悩むのが「色」です。

一応、色彩検定とカラーコーディネーターの
3級を持っているので、理論的な知識はあるのですが、
(3級なので大したことないですけど)

「この色同士は補色だから組み合わせてはいけない…」
「目立たせたいから、明度差と彩度差をつけよう…」
「色のトーンはそろえて統一感を…」

などと、理論に基づいて色をデザインすると
すごく平凡でつまらないデザインになっちゃうんですよね。

だからといって、直観やセンスで選ぼうとすると
チグハグな組み合わせになってしまうんです。
センスがないってことですね(汗)

幸いなことに弊社には色彩感覚に優れたデザイナーさんが
多数おりますので、真似させて貰って何とか切り抜けています。

ということで、色彩センスを磨くために
役に立つかな…と「色の力」という本を読んでみました。

色の与える影響の話が面白かったので、
皆さんにも共有してみたいと思います。

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◆赤
→本能的に危険に備えて緊張が高くなる色

赤を見ると危険回避行動を促す、
右前頭皮質の働きが活性化するのだそう。相手に恐怖心を抱かせるため、
政治家などリーダーとして自分を印象づけたい時に身に付けると効果的です。

◆青
→副交感神経は、青や紫など波長の短い色を見ると刺激されるため、
呼吸や脈拍を減らす効果があり、心を落ち着かせる色です。
単純作業の効率が上がるので、事務的な仕事をする場所におすすめです。

◆ピンク
→リラックス効果がある色

シアトルの海軍裁判所の独房の壁をピンク色にしたところ
囚人の攻撃性が弱まり、鎮静効果が見られたそう。
カウンセリングルームやリラクゼーションルームにおすすめです。

◆緑
→創造力に効果を及ぼす色

クリエイティブなアイデアを生み出す場におすすめ
また、人を納得させる色でもあり
アンケートの回答用紙を色違い(赤・青・緑・黒)にして、
賛成・反対・どちらでもないを書かせる実験をしたところ、
赤は賛成・反対に関わらず極端な意見が29%を占め、
青と黒はどちらでもないが多くなり(それぞれ47%、43%)、
緑は半数以上の53%が賛成したという結果になったそう。
(ちなみに黒は賛成が36%)
緑は人を納得させる力が非常に強いので、
ホームページの電話ボタンや予約ボタンは緑色にすると
コンバージョン率がアップすると言われています。

◆オレンジ
→学習能力を高め、社会的行動を向上させる力も備えた色

小学校の教室など、人と話し合って学習を進める場所におすすめです。

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今まで何となく、イメージで選んでいた「色」ですが、
色が脳や神経に与える影響が、
実験で裏付けされているとは驚きでした。

色彩センスが良くなったかは別として、
人に消費行動を促す時に参考になる本でした。

機会があったら読んでみてくださいね。

宮内シャチョウの編集後記

みなさん、こんにちは!
ポータルズ宮内です

道産子田中ですが、
普段はディレクターなので
本人はデザインは苦手・・・なーんていいながら

実は!ちょっと聞いてください!
中学生で漫画家デビューして
少女雑誌「マーガレット」に載ったというんだから
すごくないです!!???

私、この話聞いてから自分のことのように
自慢しまくってるんですが(笑)

私なんて中学生といったら、
ほんまに何にも考えてませんでしたよ。

部活いって、帰ってアイス食べて
宿題したくなーいとかいいながら漫画読むだけ。

自分でストーリー考えて、描いて、仕上げて
プロとして全国紙に掲載されるなんて!!
すごすぎる!!

今後もマルチに活躍できるよう、応援したいと思います!
北海道の夏休みを楽しんでもらいたいですね(^^)

田中の担当のお客さま、少し早く夏休みをいただきますが
同じチームの担当にご連絡いただければ対応しますので
ご理解くださいね。

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