ビフォーアフター写真は禁止されているのか?

2021年10月25日

こんにちは、マニマニです!
 
結論から言うと、
エステサロンでビフォーアフターの写真を
使って広告することは、禁止されているわけではありません。
 
ご存知の方も多いと思いますが
厚生労働省は2018年5月に、
新しい医療広告ガイドラインを公表しました。
美容医療を始めとした病院・クリニックの広告ルールです。
これで大きく変わったのがウェブサイト等による
情報提供も規制の対象となったことです。
 
この改善で、一時期、医療広告においてビフォーアフターが
全面的に禁止になるかもというニュースが広まり、
美容クリニックでもビフォーアフターは
禁止になるとざわついていました。
 
ただ、最終的には、医療広告においても、
ビフォーアフターは全面的な禁止とはならず、
副作用や料金などを写真の近くに表示する
という条件を守れば認められることになりました。
 
それに、このガイドラインの改正は、
整体院などの治療院業界は規制の対象にはなりません。
※エステサロンもやっている方は「景品表示法」が適用されます。
 
ビフォーアフターの写真は掲載が条件付きとはいえ
可能となっています。
問題なのは、
 
1.短期間で急激な変化があるかのような表現
 
2.実際のお客様であっても、特別な例を載せる
 
3.「ニキビ跡を撃退しました」「骨を矯正できます」などと医療行為を誤認させる表現
 
4.虚偽のお客様の情報を載せる
 
5.写真の加工・修正・術前術後で条件の異なる撮影
 
などです。
 
※治療院のポスター、チラシ、HPなどの広告は、
柔整師法やあはき法で規制されていますので、
十分に注意が必要です。
 
なので結論、ビフォーアフターは禁止ではありませんが
無理な加工などせず、できれば副作用、施術期間、料金などを
掲載するとより良いと思います。
 
あとがきyokoです。
 
ビフォーアフターがあると、
説得力が違いますよね。
 
印象的なキャッチフレーズを
求めるあまり過度な表現にならないように
見直すことも大切です。
 
劇的なビフォーアフターも
インパクトはありますが
利用しようと考えてるお客様にとっては
「親身になって寄り添ってくれる」
感じも意外とみていると思います。
 
ビフォーアフターにプラスして
「ここに任せてみたい!」と
思えるホームページを目指しましょう!

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