童話から学ぶ目的意識

2021年04月20日

こんにちは、ハナです。
 
みなさんは「3人のレンガ職人」という
イソップ童話をご存じでしょうか?
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ある工事現場の近くを通りかかった人が
作業をしている人に尋ねました。
 
「あなたはここで何をしているのですか?」
 
作業員は答えます。
「レンガを積んでいるんだよ。
面倒だけど親方の命令だから」
 
さらに2人目にも同じことを尋ねました。
 
「建物を造っているんだよ。
辛いけど、賃金が良いんだ」
 
最後に、3人の作業員にもまた同じことを尋ねると、
その人は目を輝かせて言いました。
 
「人々の心の拠り所になる大聖堂を建てているんだ。
こんな仕事に参加できて光栄だよ!」
 
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全員やっていることは同じなのですが、
1人目は言われたからやっているだけ、
2人目は食べるために否応なしに働いている。
 
どちらも悪いわけではありませんが、
目の前の壁しか見ていないとも言えます。
 
けれど3人目だけは、目的意識をもって
先を見据えて仕事に取り組んでいる。
 
ちなみにこの話には続きがあって、
3人目の作業員はその後多くの職人を育て、
10年後には出来上がった大聖堂に彼の名前が
つけられたそうです。
 
最後の部分は大人になってから知ったのですが、
いわゆる目的意識の違い、志の違いこそ結果に
大きな差をつけるものなのでしょう。
 
例えば、生命保険会社が「保険を売る」のではなく
「人生設計と安心を提供する」ように。
 
私自身も「サイトを売る」のではなく、
お客様が「サイトを作った先に得たいもの」に
いかにフォーカスできるかが大切なのだと
改めて実感しています。
あとがきぐっちです。
 
子どもの頃何気なく読んでいた童話。
 
大人になって、
改めて読んでみると
違う感覚で心に響きますね。
 
3人目の作業員のように、
何かに向かって進んでいる人は
いつもキラキラしているなと
感じます。
 
先生方が、
「サイトの先に得るもの」
を獲得できるよう、
 
私たちも新商品作り頑張ります!!

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