プライミング効果
2020年10月19日
こんにちは、ハナです。
三菱車のCMか何かで、菅田将暉と二階堂ふみが
「ヒザって10回言って♪」みたいなことを言い合うやつ、
最近ありますよね。
この遊び、ご存じの方も多いかと思います♪
私の子供時代のレパートリーだと、
「シャンデリアと10回言って。」
「…はい、じゃあ毒リンゴを食べたのは?」
「シンデレ「ブッブ~~~!」」
(イラァ…)
みたいなのとかありましたね。
ちなみに個人的には『アブラムシ』が好きです。
「何を言っても”アブラムシ”と返してね」と宣言し、
鉛筆だのパソコンだのこちらが単語を言うたびにアブラムシと
返してもらうわけですが
何度か繰り返した後に「アルバム」と言うと
ほぼ高確率で「アルバムシ」と返してしまうアレです。
これの何が良いかって、
「アルバムシ」と言ってしまった人が
妙に可愛く見えるというところに尽きますね!!
(※個人的な感想です。)
あ!ちなみにこの現象、プライミング効果という
ちゃんとした名前があります。
『プライミング効果=人は事前に触れた情報に左右される』
とどのつまり、人はあらかじめ受けた刺激によって、
無意識に行動が影響を受けるという心理効果のことです。
ちなみに、この効果が痛みに与える影響を調べるために
行われた実験があるそうです。
あらかじめ「突き刺さる」「ヒリヒリする」「激しい」などの
言葉で頭を満たしてから熱刺激を与えると、痛みを感じる度合いが
増強した…というものです。
これを踏まえて思い出したことですが、
私も以前マッサージに通ったことがあったのですが、
そこの担当さんがやたらと煽ってくる方でして
「すごくガチガチですね」「これはひどいですね」
「まずいですよこれは」「ここまでの人は初めてです」
マッサージはとても上手だと感じる方だったのですが、
「そんなにやばいのか…」と何だか疲れた気持ちになり、
いつの間にか足が遠のいてしまいました。
単に事実で言っていたのか、はたまたリピートを
狙ってのことなのか定かではありませんが
ネガティブな単語を刷り込まれながら施術を受けても
本当に良くなった気がせず、また、私の性格上
「何かすみません…」という気持ちになってしまい
あまりリラックスできませんでした。
今考えると、これもプライミング効果の
一種だったのかもしれません。
もちろん人によって好みはあるので、一概に全員が
同じとは言えませんが、女性は特に心に注意を
払ってくれる人に好感を抱きやすい傾向があります*
「楽になっていきましょうね」「安心してくださいね」
暖かい言葉をかけられながら暖かい手で施術を受ける…
それだけでも身も心もフッと軽くなる気がします♪
複雑な思考と言葉をもつ人間だからこそ、
それらを上手く使いこなせる側になりたいですね。
つい先日「もうお酒は卒業する」と7年言い続けている
親友に、「あんたはもう無理や」と言い放った私ですが、
これからは相手にプラスの感情を与える人間になれるよう
日々精進していくことにいたします(^^)
いまこ