1,500円のカレーライス

2020年02月10日

「観光客のいない京都」に行ってきたyokoです。
人混みが苦手なのでふだんは人気の観光地に
行くことはほとんどないのですが、
用事のついでに京都の街を少し散策しました。
もちろん
マスク、除菌シート、除菌携帯スプレーを完備して。

実際に行ってみると…

ほんとにいない。観光客。

外国の言葉も聞こえてこない

せまい路地や橋の上は
いつも人でギュウギュウだったのが
ふつうに歩ける…(+o+)!

一緒にいた友達と
「少し前の京都はこんな感じだったよね~」
とブラブラしていました。

外国からの観光客が減っているのと同時に
国内の観光客も減っているようで
行列が絶えない大通りのカフェも
誰も並んでいない!

こんなときこそ行列に並ばず
人気店に行けるのでは!

そこで友達が
「1,500円のカレーライス食べに行かない?」

「せん、ごひゃく…えん???」

祇園に1,500円もするカレーライス屋さんがあるそうで
何を使ったらそんな価格になるの?と思いますが
これが「祇園価格」だそうで、行列ができる人気店。

観光客のいない京都に
私もテンションが上がっていたようで
行ってみることに。

祇園に着くといたるところに
「撮影禁止」の看板。

祇園=観光客は来ないで!の
雰囲気のなか、目指すお店がありました。

行列もない!
よし!勇気を出して行くぞ!

扉を開けると…

人でギッシリ!

すでに
店内には5組以上のお客さんが
行列してました…(T_T)

他の人気のお店は
ガラガラなのに
1,500円もするカレー屋さんは行列。

店内は落ち着いた照明や
モダンな内装、
店員さんもシェフ?のような
きちっとした制服。

これだけ見ても
ここでいつも食べるような
500円のカレーライスは
出てこないだろうな…と。

こういう
(なんか凄いカレー出てきそう)と
思わすことを
心理学用語で
「ハロー効果」
というそうです。

このハロー効果は逆に
否定的な印象に働くこともあって

例えば
店内が雑然としてる
照明が青白く落ち着かない
制服をだらしなく着ている
うるさい音楽がかかっている

こんな雰囲気だと
(…ご飯…期待しないでおこう)
となりますよね。

整骨院で考えると
せっかく技術もあって
患者さんを治したい!情熱もあるのに
悪いハロー効果で損しているんじゃないか
と思うときがあります。

この機会にちょっと見直してみませんか?

編集後記

あとがきの滝花です。

1500円のカレー!
逆にどんな味だったのか気になるところです(笑)

特定の事象が強い印象を残すことで、体験してもいないのに
自分の中で評価してしまうのって分かる気がしますね。

人間の心理のようなものでしょうか。

そして、これを意識するのとしないのとでは
物事の良し悪しが全然違ってくることと思います。

悪い印象を与えるネガティブなハロー効果は与えない。
良い印象を与えるポジティブなハロー効果は日々の意識。

それぞれを上手く使っていきたいものですね。

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