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2016年10月5日

こんにちは！

ポータルズに登場したコアレ（EMS）で
楽して痩せようと目論んでいる
道産子田中2号です。

突然ですが、
「先味・中味・後味」という言葉をご存知でしょうか？

私も最近知ったのですが、飲食業界で使われる用語で、
味わいには「先味・中味・後味」の3種類があり、
その全てで印象に残るサービスを提供できると
お客様の満足度が高くなる…という方程式のことだそうです。

先味とは、実際に食事をする前の
期待を盛り上げる演出や雰囲気のことです。

中味とは、実際の食事の中身のことで
味・量・盛り付けなどのことを差します。

後味とは、食後の対応やサービスで
余韻に残るもののことです。

この考え方は、他の業界でも同じように使えるので
飲食業界以外でも応用されています。
（私は航空業界のCAさんのサービスについて
書かれた記事で知りました。）

つい最近、この「先味・中味・後味」の
三拍子がそろって大満足!!という経験をしました。

それは、リアル脱出ゲームです！

私が参加したのは、閉園後の遊園地で、
勇者に封印された魔王の復活を阻止するために
遊園地に散りばめられた謎や暗号を解いていき、
魔王城を脱出するというゲームイベントでした。

前から一度やってみたいなーと思っていたのですが、
ホームページのCM動画を観て、
夜の遊園地というシチュエーションが魅力的だったので、
思い切って家族で参加してみました。

ゲーム開始前の会場には、スクリーンに動画が流れ
配られた資料のストーリーを読みながら待つ間に
「絶対に脱出成功させてやる！」と気持ちが昂ぶります。
ゲームスタート前にルール説明をしてくださった
司会の方も盛り上げ上手で、ドキドキワクワク感がアップ！
ここまでで先味は満点です！

いざ、ゲームがスタートして、
暗号を解きながら遊園地内を探索していく際も
謎解きの内容はもちろんですが、
スタッフさんが「魔王城」という世界観を大事にしてくれていて
サービス精神旺盛だったのです！

黒装束で「なぜ人間がこのような場所におるのだ！帰れ！」と
関門チェックをしていたり、
BGMや「魔王の復活まで、あと●分」という園内アナウンスで
あせる気持ちを煽られ、ゲーム終了時間まで
ハラハラしっぱなしで、中味も満足でした。

結局、時間切れで脱出は失敗に終わってしまったのですが、
最後に謎解きの答え合わせをしてくれて、
「あとちょっとだったのに悔しい～」
「こんな所にヒントが隠されてたなんて、やられたぁ」
「次は成功したい！また参加したい！」と後味も最高でした。

実際、1300人の参加者中、初参加はたったの50人で
残りは全員リピーターとは、
すごいリピート率ですよね…。
何度も参加したくなる気持ちが良くわかりました。

この、先味・中味・後味を
整骨院に当てはめてみると…

【先味】

・ホームページやチラシが期待できる内容か？
　（悩み・症状・痛みなどが改善できそうか？）
・院の雰囲気が良いか？
　（インテリアや清潔感に気を使っているか？）
・予約の時の電話対応が感じが良いか？

【中味】

・カウンセリングが丁寧か？
・施術の技術がしっかりしているか？
・治療内容をわかりやすく説明してくれるか？

【後味】

・笑顔でお見送りしているか？
・アフターフォローをしているか？
・「また行きたい」と思えるか？
　（回数券・ポイントカードなどのリピートの仕掛けや
　翌日の揉み返し、身体の状態など）

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というようなことが、先味・中味・後味に当たるかと思います。
大事なのは、全てが揃って大満足！となることです。
「施術の腕はいいのに、対応が機械的」など
どれかが欠けてしまうと印象は悪くなってしまいます。

三味一体で患者様の満足度が
リピートにつながるよう、この方程式を利用してみてください。

私はリアル脱出ゲームのリピーターになりそうです…（笑）。