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2017年02月20日

こんにちは！
道産子田中2号です。

最近、子育てのアドバイスを専門家から
いただく機会が多いのですが
子育てに役立つことって、自分自身にも役立ったり
仕事にも生かせることが多いです。

よく、育児でも職場でも「褒めて育てる」のが良いと
言われますが、”褒める”って結構難しいんですよね…。

褒める練習として、相手が折り紙を折っている最中に
褒め言葉を掛け続ける…というトレーニングをしてみたのですが
掛ける言葉が単調になってしまい、
自分のボキャブラリーの貧困さが露呈しました…（笑）

人を褒めることによって、良い効果はたくさんありますが、
以下の3つの効果が大きいのではないでしょうか？

褒めると起こる！３つの効果

■褒められた人のモチベーションが上がる
→褒められることで自信がつき、やる気が出てきます。

■褒める人とリレーションが築ける
→褒められると「この人は自分のことをちゃんと見ててくれる」と
　安心するため信頼関係が生まれ、人間関係を円滑にすることができます。

■褒めることでポジティブになる
→人を「褒めよう」という視点で見ると、良いことに気付けて
　褒める側もポジティブな気持ちになれます。

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では、どう褒めるのか？というテクニックを
お伝えしていきます。

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（1）具体的に褒める

■例えば、スタッフの笑顔を褒める時に
　「今の笑顔良かったよ」と言うよりも
　「今の笑顔、口角が上がってて自然な笑顔で良かったよ」
　と言う方が、具体的でどう良かったのか伝わりやすくなります。

（2）その場でスグ褒める

■褒められると人は脳にドーパミンという快楽物質が出ます。
　脳は同時に起こった2つの出来事を結びつける性質があるので、
　直前に行っていた行動と嬉しいこと（褒められること）が結びつき、
　ドーパミンが出る直前に行っていた行動が強化されます。
　時間が経って後から褒めても強化はされないので、
　その場でスグ褒めることが大事なのです。

（3）結果ではなく過程を褒める

■仕事は結果が求められる厳しい場ではありますが、
　失敗もつきものです。
　失敗した時に全否定するのではなく、
　取り組んだ姿勢や考え方など、褒められる点があれば褒めましょう。
　100点を取った時しか褒められないでいると
　失敗を恐れてチャレンジできない性格になってしまいます。

（4）言葉以外も使って褒める

■人を褒める時、つい声を掛けるだけになりがちですが、
ジェスチャーやスキンシップを使うと褒める気持ちが五感で伝わります。
手紙やメールも文字から目に入るので、良い方法です。
弊社ポータルズは賞与の袋に社長の宮内が手書きでメッセージを
書いてくれるのですが、「一人一人考えて書いてくれた」と
思うと嬉しいものですし励みになります。

（5）第三者を使って褒める

■直接褒めると「どうせお世辞でしょ」と思う人も
　中にはいるのですが、そういう人は第三者を使って
　「患者さんの○○さんが褒めてましたよ」というように
　間接的に褒めると説得力があって
　嬉しく感じることが多いようです。

（6）叱ったら3倍褒める

■時には褒めるばかりでなく、注意をしたり、叱ったり
　しなければいけない場面もあるかと思います。
　その時に「飴と鞭」を使い分けている方もいらっしゃると思いますが、
　実はそのバランスが大事なのです。
　人はネガティブな言葉にはポジティブな言葉の3倍ダメージを受ける
　というデータが出ているそうです。
　なので、一度叱ったら一度褒めたらトントンになりそうなものなのですが
　実は一度叱ったら三度褒めないとダメージの方が大きくて
　バランスが取れないそうなのです。

　この法則は広告でも利用されることがあって、
　ポジティブなキャッチフレーズよりネガティブなキャッチフレーズの方が
　3倍クリック率が高いと数字で出ているそうです。

（だからといって、ネガティブワードで煽りすぎないように
　お気をつけくださいね）

（7）褒め続ける

■実はこれが一番難しいことで、意識し続けていないと
　ついつい褒めるのを忘れてしまいます。
　褒め続けると相手のことをよく観察するし、
　褒められた後の反応も気になる様になります。

「この言葉で褒めらてもこの人は反応が薄い」
「このポイントを褒められると嬉しそう」など

　褒め続けていると相手への理解も深まります。

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私も意識していないと「今日は一度も褒めてない！」なんて日も
あるのですが、続けると良いサイクルが生まれて
褒められる方も褒める方も変わってきます。

ぜひぜひ、褒めるテクニックを実践して
褒め上手になってくださいね！