NG行動してない?叱り方の7つのテクニック

2018年03月26日

こんにちは!
花粉で目がかゆくてしょうがない、道産子田中2号です。
ついつい、目をこすってしまうのですが
「こすると目元にシワができやすい」
と聞いてから、我慢してますがツライです…。

以前、褒め方のテクニックをメルマガで書いたのですが
今回は叱り方です。

ちなみに、以前の記事はこちらからご覧いただけます。
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【ポータルズ通信バックナンバー】
これであなたも褒め上手!褒める7つのテクニック

子育てでも、部下や後輩の育成でも、
褒めてばかりじゃなく叱らないといけない場面もありますよね。

そんな時に間違った叱り方をしてしまうと
本人のやる気を潰してしまったり、
今の時代「パワハラだ!」と訴えられることにもなりかねません。

叱る事の本当の目的は、「責任追及」ではなく
「行動改善」を促すことです。
NGな叱り方をしていないか、チェックしてみてください。

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【Point1】感情的にならない

■これは、私もよく子どもにやってしまうのですが、
 叱っているうちについついイライラしたり、
 感情が昂って怒鳴ってしまったりすると
 相手は萎縮して何も言えなくなります。
 これでは、行動改善を促せませんよね。

 子育てセミナーで習ったテクニックに
 「CCQテクニック」というのがあります。

 C…Calm(カーム=穏やかな声で)
 C…Close(クロース=相手に近づいて)
 Q…Quiet(クワイエット=静かにゆっくりと話す)
 
 子どもにご飯前に片付けて欲しい時に
 キッチンから早口で「早く片付けなさい!」と
 大声で声をかけてしまうことがありますが、
 これは全部NGですね(汗)

 他には、テクニックと言えるかわかりませんが
 感情的にならないように、話し出す前に
 「私は女優」と心の中で3回となえてから、
 理想のお母さん像を演じるつもりで話すこともあります。
 (習い事を1ヶ月もサボってたことが発覚した時は、
 女優なんて言ってられずにブチ切れちゃいましたが…)

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【Point2】人格を否定しない

■「だからお前はダメなんだ!」
 「こんなことも出来ないなんてバカか!」
 「こんなミスするなんて、小学生からやり直せ!」

 ドラマで上司からこんな風に叱責されている場面を見ますが
 これは、暴言であって「叱る」ではなく「怒る」に
 なってしまっていますよね。

 こんなことを言われたら、信頼関係にひびが入ってしまい
 何かあっても、「この人に相談するのは止めておこう」
 となってしまいます。
 ひどい場合には心に傷を負って、
 パニック障害やうつ病を発症してしまうケースもあります。

「罪を憎んで人を憎まず」ではないですが、
「行為」だけを注意するように気を付けましょう。

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【Point3】 人と比較しない

■子育てでよくあるのは、「お兄ちゃんは賢いのに」とか
 「妹はすぐできるのに」などとついつい比較してしまう叱り方です。

 ビジネスの場面でも
 「あいつは教えたらすぐできた」
 「あなたの方が〇〇さんより先輩なのに物覚えが悪い」
 などと比較するような言葉を使ってないでしょうか?

 人と比較されても、得意・不得意、好き・嫌いはそれぞれですので
 「言われてもどうにもならない」と困ってしまうだけです。

 聞いただけ覚えられる人もいれば、
 やってるところを見せて貰わないとできない人もいるし、
 メモをとらないと忘れてしまう人もいます。

 特性に合わせて「どうしたら良くなるのか」をアドバイスしてあげてください。

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【Point4】過去を責めない

■叱っているうちに昔のことを色々思い出して
 「あの時もこうだった」
 「何度同じ失敗を繰り返すんだ」
 と過去の出来事を蒸し返していないでしょうか?

 叱られてる方からすると、過去にも叱られたのに
 二重で叱られてしまうことになります。

 同じ失敗を繰り返すのは、フローのどこかに問題があるからです。
 問題点を一緒に見つけて、解決方法を探りましょう。

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【Point5】叱る時は、その場で短く!

■後からまとめて指摘しよう…と、
 ミスしたタイミングで叱らずにいると
 重大ミスにつながることがあります。

 また、叱られる本人も「何のことだっけ…?」と
 思い出すのに時間がかかってピンとこないことがあります。
 叱る方も「あの時のあれだけど…」と一から説明しないと
 いけないので時間の無駄になることも。

 ついつい、お説教のようにダラダラ長くなってしまうことも
 あるかと思いますが、相手は聞いてません(笑)
 指摘は短い方が頭に入りやすいので、端的に伝えましょう。

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【Point6】1対1で叱る

■叱るのは「その場で」と書きましたが、
 時には、TPOを気にして叱らないといけない場面もあります。

 大勢の前で叱られると、プライドが傷つけられたり
 恥ずかしい思いをしてしまいます。
 他の人に知られたくなかった話もあるかもしれません。
 それこそパワハラです。

 聞いている周りも空気が悪くなり、良い影響はありません。

 他の人に気付かれないように個室や別室で話をするように配慮しましょう。

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【Point7】叱った後はフォローする

■褒める=アクセル、叱る=ブレーキとして考えると
 ブレーキばかりの車は停滞してしまいます。
 叱られてばかりでは、モチベーションはだだ下がりです。

 サンドイッチ話法というテクニックを使うと
 叱った内容を受け入れて貰いやすくなります。

 サンドイッチ話法とは、「褒める」「叱る」「褒める」の順番で
 「叱る」を「褒める」でサンドイッチして話すテクニックです。

 例えば、
 「いつも頑張ってくれてありがとう」(褒める)
 「でも、今回のミスはこう改善した方がいいね」(叱る)
 「期待してるから、これからも頼りにしてるよ」(褒める)

 という風に叱ると、頭ごなしに叱られた訳ではないので
 相手も「この人は自分のことを思って叱ってくれてる」と、聞き入れてくれるようになります。

 そして、数日後に
 「今回はミスなくできたね!これからもよろしく」(褒める)
 とすれば、「叱る」と「褒める」のバランスは1:3になります。

※この時に「ほら、やれば出来るじゃん」とか
 「言われた通りにすればいいんだよ」とか
 「俺が注意してやったお陰だな」とか
 余計なことは言わないように、気をつけましょう。
 せっかくの効果的な褒め方も叱り方も全部パーです(笑)

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叱り方を間違えてしまうと、叱られた相手は
失敗を恐れてチャレンジできなくなったり、
緊張してさらにミスを重ねてしまったり、
信頼関係が崩れてしまったり、良いことはありません。

4月から新入社員や新しいスタッフが入ってくる所も多いかと思いますが
「最近のヤツは打たれ弱いな~」
「これだから若いヤツは」
と思う前に、NG行動してないか振り返ってみてくださいね。

宮内シャチョウの編集後記

みなさん、こんにちは!
ポータルズ宮内です

久々の神戸です。

先週はずっと東京にいたのですが
コートをもっていかず!
めっちゃ寒かった~

桜が咲いてるといってたので
油断しました。
御殿場は雪がふってましたしね(笑)

自前の肉布団があってよかったです。

3月も今週ラストスパートですね!
しっかりがんばりましょう!

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